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メッセージ 年齢や教育課程などの従来の枠を越えて治療学イノベーションを強力に推進できる人材を養成します。千葉大学医学研究院は、平成24年に「グランドデザイン将来構想」を打ち立てました。
医学部と大学院、医学部附属病院が連携して、次世代の医学・医療を担う「治療学」の創成と研究推進を担う人材の育成を最重点項目としています。「治療学」という概念は、「診断学」の対として千葉大学が初めて用い、「治療の理論的背景を明らかにし、その知見に基づいた新規治療法の開発を系統的に研究・実践する学問」と位置付けています。基礎研究のシーズを新規の予防法や診断法、治療法や治療薬の開発に結びつける橋渡し研究や臨床研究を重視するとともに、個々の患者の立場に立った治療のあり方なども研究し、広い意味での「治療学研究医、治療学研究者」の人材育成を目指します。
特に、将来ますます多様化する社会のニーズに指導者として対応できる人材を育成・輩出し続けることにより、医学と医療の分野でさらなる社会貢献を果たしていきます。

平成25年に、文部科学省の「未来医療研究人材養成拠点形成事業」に千葉大学が提案した「未来医療を担う治療学CHIBA人材養成」というプログラムが採択されました。このプログラムでは、治療学イノベーションを推進し、日本発の最先端医療の開発と実用化を実現できる人材の育成を主眼としています。

現在の日本における医学部と大学院教育の問題点を見据え、医学教育カリキュラムの抜本的改革の契機とすべく、医学部と大学院に全く新しい教育システムを導入し先進医療イノベーションを担う人材を育成することを目指しています。医療イノベーションのマインドを早期に育むべく、医学部3年次に「イノベーション医学」カリキュラムを導入し、学部から大学院へとイノベーション力を段階的に発展させるプログラムとなっています。

さらに、年齢や教育課程などの従来の枠を越えて、学部と大学院の学生がともに切磋琢磨する新しい環境の下、治療学イノベーションを強力に推進できる人材を養成します。われと思う医学生、修士課程・博士課程の大学院生は、ぜひこのプログラムに参加し、もてる能力を十二分に伸ばし、将来、医学と医療を担う人材として大きく飛躍してもらいたいと思います。



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