大御神社（おおみじんじゃ）
■住所：宮崎県日向市日知屋 地図
■公式HP； こちら
■創建； 不詳
■本殿の様式； 神明造り
■例祭； 10月24日
■御祭神； 天照皇大御神 （あまてらすすめおおみかみ）
写真
■雑感
日向灘の断崖に鎮座する姿に圧倒された。神明造りの社殿から「日向のお伊勢さま」と親しまれる意味が伝わってくる。
境内は広く、鳥居を潜り海へ向かって進むと、右手奥に海を背に、拝殿・本殿があり、更に海に沿って歩いて行くとさざれ石・神座がある。左手には鵜戸神社への参道が続いている。
さざれ石は日本最大級のものと言われている。約2000万年前の火山活動により出来たさざれ石は存在感がある。そこに神座と呼ばる巨石があるが、天孫降臨した 瓊々杵尊 がこの岩にお立ちになって大海原を眺望されたと伝えられるもとなる。
こちらへ訪れるきっかけとなったのは、宮崎県を北上する中、出会った地元の方に、是非とも大御神社へ立ち寄って欲しいと勧められた事からだった。訪れた日は、台風が目前まで迫っており、海が大荒れで海からの潮風により辺りが真っ白となることもあった。しかし、この天候でなくては味わえぬ素晴らしい姿を拝見する事が出来、旅の出会いに感謝。これからも旅の出会いを大切にしたい。
鵜戸神社へは、波が打ち寄せて近寄ることは出来なかったが、なんとか鳥居の見える位置から参拝することが出来た。
天候の良い日にもう一度訪れて見たい。
